全家研から皆さんへ
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ポピーを発刊している全家研(全日本家庭教育研究会)は、子ども達の学力向上、よい習慣づくり、家庭の教育力強化のお手伝いをしています。
全家研より皆さんへ、家庭教育のお役に立てる情報を、こちらのコーナーでご紹介します。
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これからの子どもに育てたい力

【第6回】

文化・伝統を大切にする心 
〜新学習指導要領では、文化・伝統を尊重する心の教育の充実を重視しています〜


 我が家の文化・伝統を伝える

 小学生と中学生のお子さんをお持ちのお母さんから聞いた話です。
 「我が家では、お年玉は子どもたちを座らせて、今年の抱負を一言述べさせてから、お父さんが一人ひとりにお年玉を渡します。子どもたちは雰囲気を感じて座って待っていますよ」と、楽しそうでした。
 
 神妙な顔をして座っている兄弟姉妹の姿が目に浮かびます。きっと受けとる時にもきちんとお辞儀をしていることでしょう。お父さんからいただくことで、ありがたみも増すのではないでしょうか。

 子どもが一番関心のあるお年玉を通して、お正月という節目を家族の中で上手にとらえていますね。姿勢を正し、改めて自分の思いを声に出す。こうした場面を経験させることで、自分を見つめる心も育つと考えられます。昔から「形から入り、心を育てる」と言います。

 多分、お母さんもそうして育ってきたのではないでしょうか。我が家の文化・伝統が受け継がれている話ですね。きっと皆さんのご家庭にも「我が家の伝統」といえるものがあるでしょう。これからも意識して子どもに伝えていきたいものです。


 本物に触れる感動を

 日本には、七夕やお月見、ひな祭りなどの年中行事、和歌や俳句などの言葉の文化、茶道や書道、柔道や弓道など「道」と呼ばれる礼儀作法や心の持ちようを大事にした芸道、そして折り紙や風呂敷など、身近な生活の中にも連綿と受け継がれてきた文化・伝統が数多くあります。

 機会があれば、本物に触れてみることが大事です。書道を習っている子なら、大人の書を見てどんな感想を持つでしょうか。狂言を国語でも学びますが、本物を見たときには、声の出し方や立ち居振る舞いに目を見張ることでしょう。もちろん、簡単に理解できるものではありませんが、本物を通して受ける迫力と感動から、本物の伝統・文化を伝える心を感じ取ることができます。
 

全日本家庭教育研究会 本部対話主事 稲田百合 (平成21年度小学ポピー「ポピーf」9月号より)








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