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全家研の
家庭教育五訓

この「家庭教育五訓」は、平澤興先生が、
子供のたくましくすこやかな成長を願って、
祈りをこめてお考えになったことばです。
全家研初代総裁
平 澤 興 先 生
昭和32年から6年間、京都大学総長を務められる。 48年に先生の発意により全日本家庭教育研究会(全家研)を設立。「家庭教育五訓」 をはじめ、全家研へ数々の指針をいただく。平成元年ご逝去。


一、  親は、まず、くらしを誠実に 親がいい加減なくらし、ごまかしたくらしをしておりながら、子供にだけ、 良い習慣や勉強を求めてもだめです。誠実なくらしとは、自分の職業や仕事を、まじめに心をこめてすることで、その中には、また、自ら考えるとか、 人から聞くとか、やはり広い意味の勉強も必要です。

二、  子どもには、たのしい勉強を ここで大切なことは、子どもに無理な注文をせぬことです。いかようにたの しい勉強をさせるか。これは我慢や工夫が必要です。自分から進んで勉強し、 自分に合った勉強法を身につけるためには、毎日、勉強を続けることです。そ れだけで、よい習慣づくりになります。

三、  勉強は、よい習慣づくり 勉強の習慣が、ほんとうに身につけば、よい習慣づくりのもとになります。 生活の面でも、学習の面でも、それが習慣にならないと、ほんとうに身につ いたとはいえません。

四、  習慣づくりは、人づくり 子どもにとって、生活と学習は不即不離であります。勉強のよい習慣も、 生活のよい習慣も、それらは互いに交流して、おのずから人間づくりにつ ながります。

五、  人づくりは、人生づくり 人間ができれば、おおよそ、本当の望ましい人生が与えられると思います。




伸ばそう すくすく 尊いよい子。
―― 子供には誰にでも無限の可能性があります。
教育 は家庭教育の確立から―これこそはわが全家研の祈りです。およそ人の親として、わが子が健やかなよい子になることを希わない人はありますまい。幸い、すべての子供には、精神中枢のある大脳表面におよそ140億の神経細胞があり、天才もなおこれを完全には使いきれないと言われます。これは、すなわち、すべての子供に無限の可能性があることを語るものであります。可能性とは、やればできるという力で、この可能性は、たゆまぬ努力によってのみ初めて能力に変えうるのです。ただ、あまり急いではなりません。

家庭教育には、人づくりと学習との面があります。ここで最も大事なのは、子供の人づくり、すなわち人間としての基礎的な性格をつくり上げることでしょう。それには、まじめさ、たくましさ、思いやり、感謝の心などいろいろありましょうが、最も基本的なのは誠実さであると考えます。

誠実さとは、自己に対し、人に対し、ものに対し、仕事に対して、あくまでも素直に、いつもまじめに、やるべきことをやり通すようなことで、願わしいのは、それを習慣的に身につけることであります。こうした誠実さは、明るい家庭の雰囲気、謙虚な親の暮らしの中にのみ生まれるものであります。

さて、 学習の面ですが、一般には、安易に、できる子、できない子などと言います。しかし、子供に隠されている無限の可能性を思うとき、これはまことに近視的な見方と言うべく、学校で成績の悪い子が後にすぐれた人となった例は決して少なくありません。

「天才は汗だ」といわれますが、学習もあくまでやれば、おそい早いの違いはあれ必ずできるのです。それには、親はまず、スタートで子供が新しい覚悟とか希望などを持ち、自ら進んでやるよう、一人一人の事情に応じて格別の工夫をせねばなりません。全家研は、こういう面でも、できるだけのお手伝いをしたいと思っています。実に子供こそは、悠久な文化の継承者、未来からの尊い使者であります。

全家研は、世の親、世の母の心を心として、その悩みや希いに応え、子供だちがいかにしてその無限の可能性をできるだけ伸ばし、すばらしい人間になるかを研究し、実践する会であります。


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